今まで、一患者としてさまざまなクリニックに行き、たくさんの施術を試してきました。
この記事では、失敗しない美容クリニックの選び方、良い美容クリニック・良い医師を見つけるにはどうしたら良いのかをご紹介していきます。
第一弾は、「クリニックのHPからわかること」をご紹介します。
「形成専門医」を選ぼう
クリニックを選ぶ時、まずはHPをチェックしますよね。
あなたはHPを見る時、何に注目していますか?値段や症例写真でしょうか?
私は、ただ漠然とHPを見るのではなく、ある決まったポイントをチェックするようにしています。
それは「医師の経歴」です。
経歴と言っても、学歴や年齢ではなく、美容外科医としての経験年数や、専門医資格の有無などをチェックし、あまりに経験が少ない医師や、美容外科医に転職したばかりとみられる医師は避けるようにしています。
特に、ボトックスや外科施術を受ける際は、「形成専門医」の資格を持つ医師を指名するようにしています。
「形成専門医」の資格は、最低でも6年間形成外科での研修を受け、一定数の症例を提出し、
さらにテストに合格して初めて取得できます。
その後も5年ごとに更新が必要で、非常に難易度の高い資格です。
「形成専門医」は一定のスキルを持った医師である証拠なので、ここに着目するのがオススメです。
JSASとJSAPSの違いは?
HPの医師のプロフィール欄を見ていると、「JSAS」や「JSAPS」という文字が書かれていることに気づいた方はいますか?
どちらも美容外科に関する民間の学会で、正式名称は「日本美容外科学会」と同じ名前をもつ団体なのですが、似ているようで実は中身が異なります。
「JSAS」は、美容外科医を中心とした美容外科学会で、医師免許を持っていれば入会できます。
一方、「JSAPS」は、原則として日本形成外科学会の専門医認定証を持ち、美容外科に精通している医師のみが在籍している学会です。
つまり、ただ医師免許を持っているだけでなく、形成外科医としての修練も積んでいないと入会できない学会なのです。
プロフィールに「JSAPS」という記載がある場合は、一定のスキルを持つ医師だと思って良いでしょう。
大手美容クリニックでも大丈夫!医師選びで失敗しないために
大手美容クリニックには、「医師がたくさんいて誰を選べばいいのかわからない」「流れ作業みたいで嫌」「新人医師に失敗されたことがある」など、悪いイメージを持っている人が少なくないと思います。
しかし、上記で説明した点に着目して医師を選べば、失敗することは少なくなるのではないでしょうか。特に「専門医」「JSAPS」などに注目することで、一定のスキルを持った医師かどうか自力で判断できます。
大手クリニックは一括で大量に製剤を仕入れているため、ボトックスやヒアルロン酸などの注入施術、皮膚科施術は個人院よりもお得に受けられます。
安く受けたい注入系や皮膚科施術は大手で、絶対に失敗したくない外科系は信頼できる先生の元で、などと用途によって病院を使い分けている人もたくさんいますよ。
ぜひ自分にあった使い方を模索してみてください♬
今回は「良い美容クリニックの選び方①HPからわかること」をご紹介しました。
次回もお楽しみに!