「スーパーフード」という言葉を耳にしたことはありますか?
美と健康のために役立つ栄養素をたっぷり含んだ食べ物のことなのですが、日常で見かける機会が少なく、手が出しづらい印象がありますよね。
今回は、生活に取り入れやすいスーパーフードと、そのレシピをご紹介します!
スーパーフードとは?
スーパーフードとは、有効成分を突出して多く含む食品や、一般的な食品に比べて栄養価の高い食品のことを指します。
1980年代頃からアメリカやカナダで発展してきましたが、2000年代に日本にもその概念が持ち込まれました。
スーパーフードといえば、過去に流行した「チアシード」や「スピルリナ」などをイメージするかと思います。
「日本スーパーフード協会」
によれば、アメリカで発展を遂げてきた「スーパーフード」と、日本独自のスーパーフード
「ジャパニーズスーパーフード」が存在するそうです。
私たちが普段何気なく口にしている「納豆」「ぬか漬け」「みそ」「しょうゆ」「梅干し」「昆布」などは、ジャパニーズスーパーフードに分類されています。
こうやってみると、スーパーフードは意外と身の回りに溢れていると思いませんか?
日常生活に取り入れるのはそんなに難しくなさそうですね。
オススメのスーパーフード&食べ方
まずは海外のスーパーフードからご紹介していきます。
・カカオ
チョコレートの原料として有名なカカオも、実はスーパーフードの一種なんです。
カカオには上質な油分やポリフェノール、マグネシウムなどが豊富に含まれており、内面から溢れる美をサポートします。
市販のチョコレートにももちろんカカオの成分は含まれていますが、糖分が多く含まれているため、
スーパーフードとしての効果はあまりありません。
代わりに、カカオが70%以上含まれた「ハイカカオ(高カカオ)チョコレート」や、
「ローカカオ(生のカカオ)」を摂取するのがオススメです。
ハイカカオチョコレートはスーパーやコンビニなどで見かけることが多く、比較的簡単に購入できます。ローカカオはネットショップやオーガニック系の食品ストアで売っていることが多いです。
スムージーにしたり、牛乳や豆乳と合わせたり、おやつ感覚で食べたりと、そのアレンジは無限大です。
・ケール
ケールといえば...イメージするのは「青汁」でしょうか?
β-カロテンや葉酸、カリウムなどが豊富に含まれるケールも、スーパーフードの一種です。
ケールには苦くて食べにくいイメージがあるかもしれませんが、苦味が出るのは酸化が原因。新鮮なケールをサラダやスムージーにするとほとんど癖がなく食べやすいんですよ。
ちぎったケールを、レタスやトマト、チーズなどと合わせれば、あっという間にグリーンサラダのできあがり。
天然食材を取り扱うスーパーでよく見かけるので、ぜひ買ってみてください。
オススメのスーパーフード&食べ方②
続いて、日本のスーパーフードも紹介していきます。
・お茶
意外かもしれませんが、お茶もスーパーフードの一種です。
抹茶・緑茶・番茶・玄米茶などは、ポリフェノールの一種であるカテキンを多く含み、抗菌効果、老化防止、血糖値や血圧の急上昇を防ぐ効果があります。
毎朝のコーヒーを緑茶に変えてみませんか?
・甘酒
「飲む点滴」とも呼ばれるくらい栄養価が高いのが甘酒です。
健康志向の外国人からも「Amazake」と呼ばれ、その栄養価に注目が集まっています。
甘酒は大きく分けて「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類に分かれています。
中でも「米麹甘酒」は、ブドウ糖やオリゴ糖、ビタミンやアミノ酸を豊富に含んでいるスーパーフードです。
ジュース感覚で飲んでもいいですし、お酢や牛乳割りもオススメ。
また、お肉や魚を甘酒につけることで、酵素が働いて身がふっくら柔らかくなります。
いかがでしたか?
スーパーフードには手が出しづらいと思いがちですが、意外と身近にあり、生活に取り入れやすいですよね。
ぜひ試してみてください!